医師紹介

院長 石束 光司

このたび福岡市南区清水に開院した「いしつか脳神経クリニック」院長の石束光司と申します。これまでは福岡県内の急性期病院を中心に脳卒中などの急性期疾患、パーキンソン病をはじめとする神経疾患、頭痛、認知症の診療に従事して参りました。急性期病院では脳卒中を起こした方の治療を主に行っていましたが、何らかの後遺症が残ってしまうことが多く、常々、かかりつけ医による予防の大切さを実感していました。また、異動により一つの病院に長く留まることが少なく、外来で長期の経過を診ていく必要のある神経疾患、頭痛、認知症の方の担当を交代せざるをえなかったことにもどかしさを感じていました。開院し一つの場所に根を下ろすことで、かかりつけ医として関わる一人一人の人生に長く付き添えることを嬉しく思います。
院長 石束 光司 いしつか こうじ
院長 石束 光司

院長プロフィール

宮崎県に生まれ福岡市と北九州市で育ちました。大学からバンド活動に勤しみ、今も時間があれば楽器に触れています。趣味もアウトドアよりはインドアになりがちですが、犬が好きなので将来的には苦手なランニングを犬と一緒に行いたいです。
ゼロからの創作が好きで、地道にコツコツと作業することにエネルギーを注ぐことができます。クリニックはまさにゼロからのスタートですので地域の皆様から愛されるクリニックとなるようにコツコツと努力し成長していきたいと思います。
院長 石束 光司

学歴

久留米大学医学部卒業
九州大学大学院修了(医学博士取得)

職歴

福岡東医療センター
九州大学病院
聖マリア病院
佐賀県医療センター好生館
福岡歯科大学
福岡赤十字病院
今津赤十字病院

資格

日本神経学会神経内科専門医
日本頭痛学会認定頭痛専門医
日本認知症学会認定認知症専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医

所属学会

日本神経学会
日本内科学会
日本頭痛学会
日本認知症学会
日本脳卒中学会

医師 石束 麻里子

「漢方内科」といえば、漢方しか処方しないと誤解されてしまいますが、身体とこころ全てを総合的に診察する「望聞問切」という東洋医学的診察法で、頭のてっぺんから足の先まであらゆる疾患、難治性病態の「次の一手」のご相談を受けてまいりました。時に養生指導のみ、時に西洋医学治療を最優先など、個々の患者さんに応じてどんな治療が最適かを常に考えて診療しております。
石束 麻里子 いしつか まりこ

学歴

久留米大学医学部医学科卒業

略歴

臨床研修修了後、精神科医であり漢方医でもある父が手術ミスで意識不明になり、父の医院を急遽継ぐことになる。漢方処方や鍼治療を求める患者さんに、父のカルテと東洋医学書を頼りに、必死に向き合う中で確実な効果を実感し、東洋医学に魅了されていく。
2009年 中国や韓国に翻訳出版されている「経方医学」の著者である江部洋一郎に師事、3年間難治性疾患に対する漢方治療を学ぶ。傷寒論と金匱要略の脈診について体系的にまとめた「経方脈学」を共同執筆。
2012年 福岡市南区若久にミディ漢方医院福岡を開院。8年間、院長として総合内科、時に一次救急的な役割を担い、西洋医学と東洋医学のそれぞれの長所を生かした診療を行う。
2020年 いしつか脳神経クリニックに漢方内科を開設。対面診療とオンライン診療を組み合わせた診察スタイルで、患者さんのニーズに合わせた治療を行う。

資格と所属学会

漢方専門医
久留米大学神経精神医学講座(非常勤)
日本プラセンタ医学会(理事)
日本東方医学会(講師)
日本東洋医学会
日本内科学会
日本アレルギー学会
日本精神神経学会
日本睡眠学会
日本アントロポゾフィー医学医師の会

専門的な治療

漢方薬は弁証に応じて、煎じ薬と生薬末を組み合わせた処方を専門とし、エキス剤は品質にこだわったものを厳選して処方しています。自身出産時の胎盤を「紫河車」に修治した経験から、日本プラセンタ医学会東洋医学部門にて、プラセンタ経穴注射を専門としています(自費診療)。

これまでの講演・学会発表・筆頭著者論文

・ヤマノイモの成分研究、日本薬学会第145年会、2025年
・第34回日本プラセンタ医学会大会実行委員長、2024年
・プラセンタ療法の変遷~日本と中国での臨床応用と最新知見~、漢方の臨床、第71巻第2号、2024年
・プラセンタ経穴注射と漢方エキス製剤の併用が奏効した重度腰椎椎間板ヘルニアの1例、漢方の臨床、第70巻第10号、2023年
・COVID-19流行下における補剤の奏効例、phil漢方 No.81、2020年
・「健康応援フェスタ2020」講演「コロナ禍における漢方と養生のすすめ」、NHKエデュケーショナル、2020年
・尋常性乾癬と副鼻腔炎に腸癰湯合排膿散及湯が奏効した症例、漢方研究6月号、2016年
・加島雅之先生との特別対談 「補中益気湯の古典に基づいた 医学適応と現代臨床応用について」、phil漢方 No.55、2015年
・掌蹠膿疱症に四逆散加減が奏効した2症例、中医臨床、2012年